バックパッカーや海外ボランティアや留学の経験は就活にどう活かせば良いのか?そもそもこれらの経験に価値はあるのか?と悩む人も多いと思います。
私もその一人でした。
しかし私は学生時代に旅しかしてこなかったので、その経験で就活を戦いました。
ちなみに私の就活戦績は
5社受けて、外資コンサル・日系大手人材・メガベンチャーの3社から内定を頂くことが出来ました。
いかがでしょうか?私は旅の話と高校時代の部活の話のみで以上の実績を得ることが出来ました。
結果的には就活は上手くいきましたが、就活開始当初から順風満帆だった訳ではありません。
どのように自分の海外経験を活かしてきたかを再現性が高い方法でまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
ではいきましょう!
バックパッカーは就活に約に立つのか?
私の主観ですが、ズバリ結論から申し上げると
ただバックパッカーをしていただけではあまり約に立ちません。
LCCやインターネットの発達により、海外に行く障壁はかなり下がりました。そのおかげで時間とある程度のお金さえあれば、誰でも海外に行けるようになりました。
さらに留学、海外インターン、ワーキングホリデーに行っている大学生も大量にいます。
なのでただバックパッカーをしていただけだと正直あまり役立たないでしょう。
しかしバイトしか話すことがない学生よりははるかに話すことはありますし、現地で体験した面白い話をすれば、やはりウケは良いです。
しかし、それだけで内定となるほど就活は甘くないでしょう。
そこで私自身がどのようにバックパッカーの話から自分の強みを派生させていって、最終的に内定を得ることができたか順を追って説明していきます。
バックパッカーの強み

バックパッカーは威張れるほどの学チカではありませんが、確実に強みとして就活の中に取り入れることはできるでしょう。
どのように取り入れれば良いかいくつか例をあげてみます。
- 行動力・計画性がある
LCCの発達によって簡単に海外に行けるようになったと言っても、やはり海外に一人で行こうとはほとんどの人はなりません。
なのでバックパッカーをやっていた人は、自分で情報を収集してそれを行動に移しているので、行動力・計画性があるとアピールできるでしょう。
企業に入社後も、行動力・計画性を遺憾無く発揮出来ることに再現性があることをアピール出来れば面接官を唸らせることが出来るでしょう。
- ある程度以上の言語力がある
これは人によると思いますが、数十カ国行ったことがあるバックパッカーであれば日常会話レベル以上の言語力があると面接官に思ってもらえるでしょう。
数十カ国行って全く外国語が話せなかったら、相当不便をしながら旅をしていたかガイドをつけていたということでしょう。
言語力があるとアピールするのではなく、「外国人と海外で〇〇をやった」のように話すことで暗に英語は話せることをアピールすると良いでしょう。英語話せる人はいくらでもいるので。
バックパッカーの経験プラスTOEICなどの資格があると、より言語力があると思ってもらいやすいのでそちらもハイスコア取っておいても良いでしょう。

- 環境適応能力がある
言語も文化も違う土地で、世界中の人々と生活した。
この経験は環境適応能力があるとアピール出来るでしょう。
- 腸チフスになったが自力でなんとかした。
- ジャングルで迷子になったが生還した。
- 友好的ではない部族にダンスを披露し仲間になった。
これは一部の例ですが、バックパッカーならこれと同じような経験をしたことがある方も多いと思います。
なのでこれらの経験から派生させて、環境適応能力をアピールすれば良いでしょう。またタフネスさもついでにアピール出来ると思います。
- 様々なコネクションが出来る
これは私自身の話なのですが、旅をしている最中に出会った様々な人たち(日本人駐在員、日本人出張者、日系企業イギリス支社支社長)のコネクションは就活をする際に非常に役に立ちました。
〇〇さんの紹介という形で、様々な企業のOB・OG訪問させて頂いたのでこのコネクションも割と役に立つと思います。
なので旅や留学をしている際に、自分が行きたい現地の会社の海外支社にアポイントを取ってみるのも良いでしょう。
運が良ければ、日本では会うことが難しいレベルの役職の方が会ってくれることもあります。
海外経験をどう活かして内定に結びつけるか

ただバックパッカーしてました!と言ってもまず受かりません。
私も就活を始めた当初は自信満々にバックパッカーです!とにかく元気で面白いエピソードたくさんあります!のように面接を受けていました。
その結果、サマーインターンでは30社受けたのですが20社落ちるという悲惨な結果でした。そして面接の内容を試行錯誤した結果、私の主観ですが以下のようなことに気付きました。
人事がみたいのは、バックパッカーをしようと思った思考のプロセス・行動・得たもの・それを経て何をしたいと思ったかです。
- なぜバックパック旅をしようと思ったか
- 旅先でどのような行動をしたか
- バックパック旅で何を得たか
- その結果どのようなことを将来したいと思ったか
以上の重要項目を論理的かつ熱量を持って答えられれば、内定に結びつくでしょう。
私はこの重要事項については、どの角度から聞かれても誰が聞いても納得するような答えが出来るようにしていたので上手くいきました。
バックパッカー就活のまとめ

いかがでしたでしょうか?
バックパッカーや留学の海外経験は、ただその行為のことを話すだけでは就活は上手くいきません。
しかし海外経験の学チカを戦略的に構成し、論理的に熱量を持って伝えることが出来たら上手くいくと思います。
これはあくまでも普通の面接においての対策の話なので、もちろんSPIやケース面接対策をする必要はあります。
ここまで読んで頂きありがとうございました!バックパッカーのあなたの就活が上手くいくことを心から願っています!
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