夏に向けてダイエットは順調ですか?
ダイエットや減量をする際は、やはり「有酸素運動」をしますよね。
有酸素運動と言えば、「ウォーキング」「ランニング」「水泳」などですよね。
有酸素運動もかなりダイエットに効果がありますが、結構な時間を必要とします。
そこで今回は短時間で圧倒的な減量・ダイエット効果を生み出す「HIIT」を紹介します。

有酸素運動ほど時間が取れないから、短期間・短時間でダイエットしたい!
今回はこのような疑問にお応えします。
「HIIT(ヒット)」とは
「HIIT」とは「High Intensity Interval Training(ハイ・インテンシティ・インターバル・トレーニング)」の略です。別名「タバタ式トレーニング」と呼ばれています。
つまり高強度のインターバルトレーニングのことです。
元はオリンピックの選手を対象に、心肺機能などの競技力を高めるという目的として行われていました。
従来のインターバルトレーニングは、高負荷のトレーニングと低負荷のトレーニングを交互に行うものです。
そのインターバルトレーニングの強度を最大限まで、高めたものが「HIIT」です。
正直普通の有酸素運動やインターバルトレーニングと比べるとかなりきついです。
しかしこのトレーニングの最大の魅力は「短時間で圧倒的な効果」を得られることです。
じっくりとダイエットをするより、短期間で成果を出したい人や、時間の無い人におすすめの方法です。
HIITの効果

HIITではどのようなものかは分かったと思います。
では、HIITはどのようなな効果が得られるのでしょうか?
- 短時間の脂肪燃焼効果
HIITは短時間での激しい運動を繰り返すします。それによって筋肉中の糖を消費し、脂肪燃焼がしやすくなると言われています。さらにHIITによって心肺機能が強化されることによって、基礎代謝が良くなります。それによって脂肪が燃えやすい身体になるのです。
- アフターバーン効果
HIITのように激しい運動では、アフターバーン効果が期待出来ます。これは、負荷の運動を行った後にカロリーが消費され続ける現象のことを言い、この効果で筋トレ中に消費されるカロリーのおよそ19倍ものカロリーを運動後に消費できると言うものです。
- 持久力が上がる
HIITは短時間で高負荷の運動を繰り返します。激しい運動によって、肺が効率よく大量の酸素を取り入れようとするので肺が活性化すると言われています。これによって、結果的に持久力が上がるのです。
以上のような、様々な効果があります。さらにメニューのカスタマイズによっては筋力アップなどの様々な効果が期待出来ます。
HIITがおすすめな人

- 長期的に継続するのが苦手な人
HIITは短期間で圧倒的な効果を出すので、有酸素運動などを長期的にそして長時間やるのが苦手な人にもおすすめです。
何かをやる時に長期間続けるのが苦手で挫折してしまう人にとっては夢のようなトレーニング法では無いでしょうか?
- 時間が無い人
HIITは10分程度で効果を得ることが出来ます。仕事や勉強が忙しくてなかなかダイエットが出来ない人にとっては、かなりおすすめです。
1日10分の時間を取れない人はなかなかいないと思います。ぜひ今日からでも始めてみましょう。
- 自宅で行いたい人
筋トレやダイエットをしようとすると、ジムに行かないといけなかったり、ランニングしに外に行かないといけないですよね。
しかしHIITは自宅でも出来ます。ジムに行くのが面倒臭い、わざわざお金をかけたく無い。そんな方にはとても良いトレーニング方法でしょう。
HIITのメリット・デメリット
- 短時間で圧倒的な効果が得られる。
- ウエイトトレーニングのアップになる。
- 持久力が上がる。
- 筋力が上がる。
- とにかくきつい。
- 初心者には出来ないことが多い。
とにかくHIITは短時間でかなりの負荷をかけて行うので、本当にきついです。それに普段運動しないような人にはそもそも出来ないことが多いです。
しかし出来るようになったら、かなりのメリットがあるので私はおすすめしています。
HIITのやり方

HIITのやり方は、基本的には強い負荷がかかる種目を4種目程度決めます。
それを20秒行って10秒休憩します。それを2セットやります。合計時間はたった4分程度です。これを週に3回程度行います。
また、運動中は一切手を抜かずに全力でやるということを注意してください。そして、休憩中は止まるのではなくゆっくりと歩いたり、ストレッチをしましょう。
メニューは基本的に何でも良いのですが、いくつか例を挙げます。
- 腹筋
- 縄跳び
- バービー
- ダッシュ
- スクワット
- 腕立て伏せ
- スーパーマン
- エアロバイク
- スクワットジャンプ
ダッシュ20秒→休憩→縄跳び20秒→休憩→バービー20秒→休憩→スーパーマン×2
これらはあくまでも例ですが、この中から4種目を選びHIITをやると良いでしょう。
下のHIITメニューの例はあくまでも例なので、皆さんもぜひ自分でカスタマイズして見てください。
HIITのまとめ
いかがでしたでしょうか?
今話題のHIITの詳細が分かったと思います。
HIITは確かにかなりきついですが、短時間で圧倒的な効果を望めます。
普段運動しない人にはなかなかきついと思いますが、慣れてしまえばかなり魅力的なトレーニングです。
ぜひ皆さんもやってみてください。